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 令和3年3月5日(金)に中央公民館にて令和2年度「社会的孤立対策モデル事業地域力向上研修会」を開催しました。本研修会では、支え合い体制や地域づくりを更に充実・発展させることと東日本大震災から10年を迎える中で改めて互助・共助の重要性を考え、防災からの地域づくりとして、災害時におけるニーズ把握や安否確認体制・支援体制の構築を図り、誰もが安心して暮らしていける地域共生社会の実現を目指すことを目的に実施しました。

 

 新型コロナウイルス感染症対策ということもあり、午前の部と午後の部の2部構成、また参加者の人数制限を設け開催しました。午前の部はモデル地区外16字・自治会の支え合い委員を対象に一般社団法人 災害プラットフォームおきなわ 共同代表理事である稲垣暁氏を講師にお招きし、「足元から考える 地域づくりにつながる防災実践」と題してご講話を頂きました。稲垣氏は「本島は東西に無数の断層が横切っており、地上では起きていないが、沖縄県近海では多くの地震が起きている。また、南部には「南部断層系」という震度7クラスの地震が起きる可能性のある活断層があり、いつ大地震が起きてもおかしくない。」と話されました。その他にも、すぐにできる防災対策として、普段から地域での繋がりを持っておくことや家具の固定、備えもの(食糧や衛生管理用品等)などの必要性を説いていました。29名の参加があり、参加者からは「大変勉強になった、災害はいつ起きてもおかしくないので、家庭や地域内で出来ることから取り組みたい。」などの意見がありました。

 

 午後の部はモデル地区18字・自治会の支え合い委員を対象に特定非営利活動法人 まちなか研究所わくわく 副代表理事・事務局長である宮道喜一氏を講師にお招きし、「災害時の要援護者支援と津波避難を考える」と題してご講話を頂きました。また、災害に強い町づくりと福祉マップとしてワークショップを行い、津波を想定した災害時に活用できる福祉マップの作成方法や避難する際のルート確認、要援護者をどのように避難誘導させるのか等グループのメンバー同士で検討してもらい、災害時に要援護者と一緒にスムーズに避難をするためには日ごろからの関わりが大切であるということを学ぶことができました。45名の参加があり、参加者からは「ワークショップを通して自分の住んでいる地域に置き換えて考える良いきっかけとなった。」

 

 午前の部、午後の部で学んだことを各地域に持ち帰り、支え合い委員会を中心に地域づくりを展開することを目指し、また、全地域で、オリジナルの福祉マップを作成し活用できればと思っています。参加していただきました支え合い委員の皆さんありがとうございました。今後も地域福祉活動にご協力をお願いします。

 

参加者の声(午前)

・日々の災害の中で台風以外の災害(特に地震)については、対策をあまり考えたことがないこのような講習会を地域の公民館で実施できたら良いと思いました。

・身近に地震は来ないだろうと甘く見ていたがそうではないことを確認できたことは良かった。改めて防災の必要性を強く感じました。

・沖縄県にも活断層があり八重瀬町も土砂災害の危険も高いということを初めて知りました。また、沖縄の伝統的な食料が備蓄に優れているという点など勉強になりました。

 

参加者の声(午後)

・いろんなことを想定して考えたり、話し合う機会をつくる。自分の地域でもマップ作りなど体験してみたい。「まず地域を知る!!」

・災害時の研修でありましたが、再度考える時間となりました。また、周りの近所には、自分をまもりながら、どんな手助けができるか考えていきたいです。

・日頃から災害に対する意識をもってほしいとのことを近所の住民とコミュニケーションを持つことが大事である。互助・共助が大切である。